平成28年4月16日(土曜)14時〜17時30分
アスティ45研修施設ACUにて平成28年度第1回造血幹細胞移植セミナーを開催しました。

今回のセミナーでは、国立がんセンター東病院から近藤美紀様、愛育病院から藤巻優子様、札幌北楡病院から木下菜保美様、釧路労災病院から田口沙由里様、さらには患者として造血幹細胞移植医療を受けられた猪狩杏奈様を講師に迎え、移植医療連携を現場から見つめ直す、をテーマに有意義な意見交換が出来ました。

これまでのセミナーでは移植拠点病院を中心とした医療連携についての内容がメインでしたが、本セミナーでは、患者様を移植病院に送り出す立場、移植医療を提供する立場、さらには移植後のフォローアップを行う全ての立場から「現場の声」を出していただき、お互いの思いを共有する事で、より良い医療を患者様に提供できるようにすることが目的でした。実際、看護師間での情報共有がまだまだ充分ではない、移植医療を経験した事が無いので患者様とどう接したら良いかわからない、などといった意見も多く、今回のようなセミナーや出張研修・実地研修などを通じて、より蜜なネットワーキングの構築や人材育成に力を入れて行く必要性が明らかとなりました。また猪狩様より、移植医療を実際に受けられた立場からの講演をいただきました。患者様の目線に立った移植医療の提供に向けて具体的にどうあるべきか、あらためて考えさせられる大変貴重なご講演でした。さらには近藤美紀様から、日頃なかなか聞くことが出来ないLTFUの全国的な動向について、現時点での実情含めた幅広い内容でご講演いただきました。

今回は休日にも関わらず、95名の皆様方にご参加いただきました。北海道という広大な土地で、これからもより良い造血幹細胞移植医療を提供していくために、医師・看護師さんに限らず様々な職種の方々を対象としたセミナーを定期的に開催していく予定です。引き続き皆様方からのご支援・ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
(文責:後藤秀樹)

<札幌北楡病院 木下菜保美様のご講演風景>
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<フロアからの活発な意見交換①(講師:猪狩杏奈様)>
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<フロアからの活発な意見交換②(講師:近藤美紀様)>
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<パネルディスカッション風景>
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