2021年7月15日に豊嶋教授がequal contributing senior authorとして手掛けた論文「Ruxolitinib for Glucocorticoid-Refractory Chronic Graft-versus-Host Disease」がNew England Journal of Medicine誌に掲載されました。

慢性GVHDは同種造血幹細胞移植の主な合併症のひとつで、一度、発症するとおよそ50%の患者でステロイド抵抗性/依存性になる。JAK1-JAK2インヒビターであるルキソリチニブはステロイド抵抗性/依存性慢性GVHDに対する治療薬として期待されており、多施設共同非盲検ランダム化試験(フェーズ3)が行われた。329症例が登録され、ルキソリチニブ群が165例、コントロール群が164例、overall responseが49.7% vs 25.6%、failure-free survivalが18.6ヶ月以上 vs 5.7ヶ月、higher symptom responseが24.2% vs 11.0%と治療反応性は良好であった。今後、ルキソリチニブが難治性慢性GVHDの治療薬として使用できるようになることが期待される。

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