白鳥先生の論文「Low-dose Anti-Thymocyte Globulin for GVHD Prophylaxis in HLA-matched Allogeneic Peripheral Blood Stem Cell Transplantation」がBone Marrow Transplantation誌に掲載されました。

2015年より当科が主導して行ってきた全国多施設共同第II相試験「抗ヒト胸腺細胞免疫グロブリンを用いたHLA適合ドナーからの同種末梢血幹細胞移植の多施設共同第II相試験- JSCT ATG 15 -」の結果が論文化されました。同種造血幹細胞移植後の主要な合併症の一つである移植片対宿主病(GVHD)の頻度が、他の移植法と比べて高いとされる末梢血幹細胞移植において、通常のGVHD予防法に加え移植前に少量の抗ヒト胸腺細胞免疫グロブリン(ATG)を投与することで、重症の急性、慢性GVHDが効果的に抑制されることが示されました。本研究により、末梢血幹細胞移植のGVHD予防法に少量ATGを追加することが標準化され、移植後のQOLが改善することが期待されます。


>>詳細はこちら